サンズ、オット氏を新HCに指名
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【6月7日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のフェニックス・サンズは6日、マイク・ブデンホルツァー前ヘッドコーチ(HC)の後任として、ジョーダン・オット氏(40)を新指揮官に指名した。
オット氏は、今季のイースタンカンファレンスを首位で終えたクリーブランド・キャバリアーズのアシスタントコーチとして成功を収め、サンズに加わった。
サンズHCの座は近年最も注目されるポジションの一つとなっており、ブデンホルツァー氏はわずか1シーズンの指揮で4月に解任。その前任者のフランク・ボーゲル氏も、2023-24シーズンのみの在任となった。
ブデンホルツァー氏とボーゲル氏は、いずれもライバルチームをNBAファイナル制覇に導いた後にサンズに雇われた。ブデンホルツァー氏は20-21シーズンにミルウォーキー・バックスで、ボーゲル氏は19-20シーズンにロサンゼルス・レイカーズでそれぞれ優勝を果たしている。
サンズのオーナーであるマット・イシュビア氏は、HCの経験がないオット氏を選んだ理由について、「われわれが優先する卓越性と責任感の文化」を体現しているためと説明した。
一方、オット氏は今回のHC任命を「夢がかなった」と表現。「私の目標は、コーチから選手、サポートスタッフに至るまで、全てのレベルで毎日懸命に努力し、ファンが誇りに思えるようなコートでの結果を出す文化を築くことだ」と述べた。(c)AFP